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目に見えないものの力

こんにちは 占い研究家 中村美功。です

今日も本の紹介。

 

 

2011年に最初に読んだので、もう5年。私の修行時代というか、一番暗い時代でした。

これを読んだ衝撃はいまだ衰えはありません。時々、周囲の人たちにもお話しています。

 

ネットでいろんな頁を読んでいて、この本を知り、佐藤愛子さんを読んだことなかったのですがなぜだかとても読みたくなりました。

ただし、ホラーのような心霊現象を扱っているお話なので、読む人を選ぶのですが。霊能力で有名な方たちも複数出てきます。

ですが、大事なのは書かれている現象ではなく

「見えないもの」の話を通じて、「目に見えるものだけを信じている」

「自分が感じている」ことを信じすぎていることへの警告なのだと思います。

 

沢山のヒントや印象的なお話があるのですが、なかでも

幸福のソフトのお話。波動を上げること。
波動とは「意思と情報と振動数をもったエネルギー」で波動をあげるには感謝をすること。

一人一人が自分の波動をあげると、社会の波動があがり、国の波動も上がる国民の波動があがれば、波動の高い政治家も出てくる。

「類は友を呼ぶ」なんて言葉を使うまでもないことですね。
自分の周囲を見渡せば、よくわかりますね。

今の状況、環境に満足いかない人は、波動をあげてみてください。
中川昌蔵さんの「幸福のソフト」 が役立ちます。

今日一日 親切にしようと想う
今日一日 明るく朗らかにしようと想う
今日一日 謙虚にしようと想う
今日一日 素直になろうと想う
今日一日 感謝をしようと想う

これは実行してはダメ!意識して実行すると失敗します!という注釈付きなのです。
まずは、心に沁み込ませることから始めてくださいということです。
右脳に刷り込むことが大事なのです。
詳しいことは本に書かれています。

でも、本当に大切なことだと思います。

 

電子書籍のお知らせが届いたので、久しぶりに書いてみました。

 

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元気が出る「易経」の本

おはようございます、占い研究家 中村美功。です

この本と出会ったのは去年の今頃でした。

超訳・易経  自分らしく生きるためのヒント 著者 著者:竹村亞希子

 

「易経」を知らないままでいいのかな?と「五行易」を勉強してから常に頭にありました。

ですので、時々、目についた易経の本を読みましたが・・・難しいんです。頭に入ってきません。

でも、この本は違いました。

スーっと頭というか心に沁みました。

以後、落ち着かないことがあったり、落ち込むことがあると読むようになりました。

 

著者の竹村さんが何度となく解説してくださっている「天雷无妄」の

「ありのままを受け入れ、自然とともに生きる」

そして良寛さんのことば。

勇気づけられる言葉です。

「中する」という言葉も、そうです。

 

天災、人災、あらゆる困難が、毎日のように起きています。

でも、目の前の道を進んでいくしかありません。

そんな時、この「易経」が、道しるべとなってくれると思いました。

※占いの本ではありません。

 

この本は、初めての電子書籍で購入しました。

持ち歩いていて、時間があると読みます。

好きなところにマーカーなどつけられて、さがしやすくて重宝しています。

 

 

 

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悩まなくなるのが怖い?!

雑誌 CREAのweb版には、面白いコミックエッセイが掲載されています。

『テルマエ・ロマエ』で有名になったヤマザキマリさんのお母様の事を書いたエッセイ

私も好きな宝塚歌劇のことをお書きになってる はるな檸檬さんの「タクマとハナコ」

最近では『カルト村で生まれました。』の高田カヤさんのコミックエッセイもとても衝撃的でした。

そんな面白くて興味深い作品の中、これも私ならどうするかな?てつい考えてしまうオカヤイヅミさんの「最後の晩餐」

死ぬ前に食べたいものは?というテーマですね。

豆腐?ごはん?おさしみ?・・と納得できる食べ物からちょっと不思議な食べ物まで著名人が語ってくれています。

わたしは「うまき」かも・・と今は思います。

 

少し前の第六回は

最後の晩餐 ~西加奈子さんの場合~|おあとがよろしいようで

ですが、その中で本来のテーマとは違うことが気になりました。
西さんが「猫がうらやましいわ~て思う。」とのこと

それは猫はしぬのがこわいとか考えられない動物だからです。

西さんはとても怖がりだそうです。

死ぬのが怖いと思うのは人間だけだそうで、それは猫には未来という概念がないからだと画面上で解説されています。

西さんが「人間でも未来を司る脳の機能がこわれると一切悩まない」ということもお話になると

作者(登場人物)は

「死ぬの怖くてもイヤなんだから、うらやましそうなのに
悩まない自分になることを想像するとものすごくこわい」とお書きになられています。

西さんは「未来が理解できなくても過去のことを思い出してイヤになったりせえへんのかと思うけど、
それも未来に自分が人にどう思われるかを想像して嫌~てことやから、やっぱりなやめへんのやな」と続けています。

「悩めないの、怖い」

悩むことって、とことん「未来」なんですね。

このコミックエッセイは3回まで掲載してくれています。

次の作品が掲載されるまではリンク先で読めますよ~