悩まなくなるのが怖い?!

雑誌 CREAのweb版には、面白いコミックエッセイが掲載されています。

『テルマエ・ロマエ』で有名になったヤマザキマリさんのお母様の事を書いたエッセイ

私も好きな宝塚歌劇のことをお書きになってる はるな檸檬さんの「タクマとハナコ」

最近では『カルト村で生まれました。』の高田カヤさんのコミックエッセイもとても衝撃的でした。

そんな面白くて興味深い作品の中、これも私ならどうするかな?てつい考えてしまうオカヤイヅミさんの「最後の晩餐」

死ぬ前に食べたいものは?というテーマですね。

豆腐?ごはん?おさしみ?・・と納得できる食べ物からちょっと不思議な食べ物まで著名人が語ってくれています。

わたしは「うまき」かも・・と今は思います。

 

少し前の第六回は

最後の晩餐 ~西加奈子さんの場合~|おあとがよろしいようで

ですが、その中で本来のテーマとは違うことが気になりました。
西さんが「猫がうらやましいわ~て思う。」とのこと

それは猫はしぬのがこわいとか考えられない動物だからです。

西さんはとても怖がりだそうです。

死ぬのが怖いと思うのは人間だけだそうで、それは猫には未来という概念がないからだと画面上で解説されています。

西さんが「人間でも未来を司る脳の機能がこわれると一切悩まない」ということもお話になると

作者(登場人物)は

「死ぬの怖くてもイヤなんだから、うらやましそうなのに
悩まない自分になることを想像するとものすごくこわい」とお書きになられています。

西さんは「未来が理解できなくても過去のことを思い出してイヤになったりせえへんのかと思うけど、
それも未来に自分が人にどう思われるかを想像して嫌~てことやから、やっぱりなやめへんのやな」と続けています。

「悩めないの、怖い」

悩むことって、とことん「未来」なんですね。

このコミックエッセイは3回まで掲載してくれています。

次の作品が掲載されるまではリンク先で読めますよ~

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