感覚の糸口2

こんにちは ブレスレットメーカーでヒーラーな占い研究家 中村美功。です。

引き続き、「感じる力」を得た私の歴史を書きたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。

占い師の祖母がいて、不思議な話は見聞していましたが、

私はそれを特別なことと感じていませんでした。

占いが当たると、「へ~すごいね~」とは思うものの、それでどうなるものでもなかったのです。

四柱推命は生年月日からわかる占い方法であったせいもあるかもしれません。

パワーストーンにも興味があっても、綺麗だなとか、この石は好きだな~くらいしか思いません。

石の力がわかる人もいるらしいけど、私には特にわからないですし、それはそれ、これはこれといった感じでした。

そんな私でしたが、占いをする以前に、「物」の力に圧倒されたことがあったのを思い出しました。

それは絵画からのエネルギーでした。

私は、たまに美術館に行きます。好きな絵、時代などの展示があると趣味の合う友人とよく見に行きます。

展示は、自分の好きな絵画ばかりではありません。

ある時、まったく興味なかった絵の前で、大変圧倒されたことがありました。

それは フランスの画家、セザンヌの「 サント・ヴィクトワール山」の絵でした。

セザンヌはこの山の絵を沢山、描いていますので、どれだったかは大昔の事なので忘れましたが、その迫力に私は初めてセザンヌの絵に気付いたのでした。

以前からセザンヌという画家の名前は知っていても、その作品には特に興味はなかったのです。でも、それ以来、セザンヌの絵画もしっかり見るようになったのです。

それまでも、目の前にあったかもしれないのに、存在していないのと同じ状態だった物が、しっかりと認識したら、常にそこに「ある」状態になったという事ですね。

この現象はきっと多くの方が経験なさっていることと思います。

 

知らなかった単語も、一度知ると、それからはテレビや人が話している会話から聞こえるとすべて耳にはいってきて、認識できること~そんな感じです。

「気付き」なのですね。

 

それにしても、100年以上前の絵画の前に立って、こんなにびっくりしたことは初めての体験でした。

それまでも沢山の絵をみて、「綺麗だな」「いいな」と思っていましたが、「圧倒された」というのは初めてだったのです。

でもそこから、私は美術展へ行くと、たまにこの「圧倒された」ようなことを感じることになるのですが・・

それでも、特にそのことには気にも留めていませんし、誰にも話すこともありませんでした。

不思議なことには思っていなかったのでしょう。

 

続く

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