前頁からの続きです
「からだの質」はそのまま性格や態度に現れています。
「性質が乱れている」のを食事や健康管理から安定させるようにしようというアプローチです。
それは四柱推命や開運方法と似ているところがあるなと思いました。それに気付いたヒントは
同じ著者の本で、自分を好きになる技術 人を受けいれる技術 春秋社
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未読なのですが出版社の紹介文にこんなことが書いてありました。
「ダメな私を変えなきゃ」は、もうやめよう。
自分らしさと出会えば、いつだってうまくいく。
今日からできる、自分も相手も傷つけないコミュニケーション。
――私は20年近く診療を続ける中で、多くの場合、患者さんが自分の体質を正確に知ることが解決の糸口になることに気がつきました。
体質とは、アーユルヴェーダ医学でいえば、生まれながらにもつ、こころやからだの傾向のことです。
体質を知らないと、相手が間違っていると思い、自分の考え方や反応の仕方を強要し、できなければ人間的に劣っていると決めつけてしまうことがあります。
また反対に、強要された人は、「悪いところを直さなくては」と無理をするかもしれません。
読み進めていけば、なんとなくわかっていた自分のこころのことや、不思議に思っていたあの人の行動の意味がよくわかるようになると思います。
そして、今よりも自分が好きになれるでしょう。また相手のことも認められるようになって、人間関係が楽になると思います。(「はじめに」より)――
人間関係のトラブルに、体質(タイプ)が関係していたなんて!
インドの自然医学に学ぶ、苦痛を手放すヒント。」
「相手が間違っていると思い、自分の考え方や反応の仕方を強要し、できなければ人間的に劣っていると決めつけてしまうことがあります。
また反対に、強要された人は、「悪いところを直さなくては」と無理をするかもしれません。」
これは私が長い間、知識としては知ってるのに、理解はしてなかったことです。
人はそれぞれ違う性格・能力と知ってるのに、わかっていませんでした。
ある時からいろんな出来事が起こり、いろんな人とじっくり向き合わなくてはならなくなり、
四柱推命などの鑑定を行うようになり、私はどんどん変わっていきました。その果てにようやく、わかったことでした。
四柱推命など開運方法や占いに関しても、宗教で学ぶ教えからも、般若心経からも、
このアーユルヴェーダの体質からわかることからも、そしていろんな人との会話から
ありとあらゆる媒体から、そうだと教えられてきたのですが
受け取りが良くなくて、なかなか納得できなかったのです。※
ある人が「理解はコップの水があふれるようにやってくる。」と表現していたのを見たことがあります。
コップに、いろんなことがに注がれているのですが、なかなか満杯にならない。
しかしやがて表面張力が決壊する時のように、理解もあふれ出す。
友人との会話、四柱推命でお客さんと対話でも、ある時それはやってきて、
今までの自分のわからなさ加減に驚くのです。
人間関係に悩む人は、とにかく自分を知ることが先決です。
四柱推命も最初から「当たった、当たらない」という事を気にしすぎないで役立たせて欲しいと言い、
実際の自分の性格や運勢をじっくり見て、自分を客観的に見るツールにして欲しいともお願いしてました。
つまり、四柱推命でなくても、他のツールでもいいのです。
このアーユルヴェーダ式の体質を見る方法でもいいし、心理学の本などでも全然かまわないと思うのです。
こういう事をずっと考えて、いかにしたら、悩んでいる人に「そうか!」とわかってもらえるか
いろんな方法を探してきました。
探す課程は特に探そうとしなくても、たまたま立ち寄った書店や友人の会話、TVなどからもぶち当たりました。
いつもそのことを考えている、気にしている、アンテナがあるからですよね。
自分のフィルターであり、バカの壁的なものでもあります。
その課程で気付いたことは、その道を極めてる、極めようとしてる人は、皆同じ事を言っている、書いているのです。
いろんな宗教がありますが、その教えの基本的なことは本質は変わらないという事と似ています。
同じなのですが、その人のフィルター=偏り(かたより)を通すと、違った物にみえてしまうだけなのです。
身体と心の偏りをなくすために、いろんな方法が紹介されています。
どれをやってもいいですが、一人で行うのはなかなか難しいですね。
偏りの少ないと思える人と接すること、いろんな人を否定しないで接すること
何より、世界を広げることで、その偏りはなだらかになっていくと思います。
自分を客観的に見る技術を身につけることは難しいですけど、幸せになるキーワードだと思います。
終
※詳しく説明しても、いろんな方法で解説しても、なかなか納得しない人が
ある日何かのきっかけで「そういうことだったか!」と理解する状態は
友人とこの10年の間、何度も体験してきました。
その状態を舞台「奇跡の人」のヘレン・ケラーの「ウォーターの場面」といい(ヘレンが冷たい水に触れ、初めて物には名前があると知った場面)
映画の「マトリックス」 の主人公ネオの復活したようだといい(死んだらしいネオが息を吹き返したら今までとは世界の風景が一変したことを映像で見せています)
某有名元野球選手 であり監督のコーチをした時の名言?「シュっときた玉をパっと打つ」とのように、
「そんな簡単に言われてもわからない」と思っていた言われていたことがある日、理解できるようになり
実際に監督のいうように打ち返せるようになったようになった状態とかいろいろバリエーションがあります。
2012年03月07日