「三元思想」とは 2

美功

「三元思想」では60年ごとに上・中・下と分かれてどんな時代かを表していました。
そして60年も20年ごとに数霊・九星気学に通じる、それぞれの現象が当てはめられることも伝えていました。
しかし、上元の時代に世界ではそんなに精神的に良い時代だったのか?と疑問に思われる方もいらしたと思います。

この「三元思想」について初めて聞いたのは 2000年入る前くらいだったと思います。
その頃、日本の時期とともに世界の運勢についても話がありました。
中国はこれから発展していく、欧州とアメリカは元気がなくなるというような話し。
2000年頃といえば、既にユーロの話題は浸透していたし、中国は江沢民の時代で香港が返還されたり、動き始めていましたね。
アメリカといえば戦争ばっかりふっかけてるイメージで、2001年にはアメリカ同時多発テロが起きました。 そんな時代でした。

そこで次の説明です。
世界にも時代とともに、順番にそれらの現象が巡っているのです。
まずテキストでは説明がしにくいことをご容赦ください。
北極を真ん中にして、各国が割り当てられています。世界地図みたいなものです。

中国  ロシア  欧州
日本  北極 英国
太平洋 アメリカ カナダ


この図にもれている国についての説明はその時尋ねなかったので、そして手持ちの資料にはないので、文献を探すしかないのですが
(太平洋って広すぎ!?オーストラリアも?とかアフリカってどうなの?と疑問に思うけど)

とにかく、この国のそれぞれの位置に、やはり20年ごとに数が巡るのです。

【数字の意味】
1 悩み・貧乏
2 渋滞
3 新規
4 調和
5 混乱
6 活動・大きく回す
7 安定
8 改革
9 絶好調(精神的安定)

現在2004〜2023(平成16年〜平成35年)
日本は6で活動が座っています。
中国は7で安定
欧州は5で混乱
アメリカは調和の4
英国は1悩み・貧乏
太平洋は2の渋滞
ロシアは3の新規、カナダは9絶好調となっています。
中国  ロシア  欧州
7 3 5
日本  北極 英国
6 8 1
太平洋 アメリカ カナダ
2 4 9


三元思想の上中下と20年区分の数の現象がベースで、それに各国の数の現象で考えるのでトータルでみるといいのかもしれないと考えています。

つまり現在は世界的に下元時代の8改革極 日本は6の活動期に入ったということですね。
6は六白の現象でみれば、天皇から社長、ありとあらゆるトップ。上司、軍人、経営者。
場所はビル、高台など。官公庁、神社、仏閣、教会、劇場、学校、運動場など
品物は貴金属、自動車など車、帽子、傘、衣類、覆うもの一切でマスクなんてものも。
食べ物は果実、いなり寿司、巻き寿司、包まれたお菓子(ロールケーキ!?)米、饅頭。
天気は晴天・快晴
味なら辛味、色なら白金、プラチナ

政治がゴタゴタしているのは今に始まったことでは無い気もしますが・・
まあ歴史は後から振り返ってみないと、その差は際立ちませんよね。

昭和19年から38年 3数で新規。終戦、戦後、そして成長へと、発展数3にふさわしいです。
昭和39年から58年 4数で調和。朝ドラの「梅ちゃん先生」を見ているとわかるように、もはや戦後ではないといわれた時期ですね。
昭和59年から平成15年 5数で混乱。ここから三元思想の下元の次代、7極です。バブルの時代から混乱へ向かうのでした。
現在の平成16年〜平成35年 6で活動。大きく回すという意味になるのです。

ちなみに、前回の下元の時代八で日本が6の時は江戸時代後期でした。
1825幕府外国船打ち払い令 1828シーボルト事件 1833天保の大飢饉 などがありました。
下元の時代の九で、1841天保の改革 1853ペリー日米和親条約 1856松下村塾。
上元の時代に入り、1867大政奉還1871廃藩置県 となるのです。


これを書いている2012年8月はロンドン五輪があり、過去最高のメダル獲得数であり、新しい種目が活躍。女子のレスリング、サッカー、競泳なども目立ちました。
それと同時に、「香港の反日団体メンバーが、沖縄県石垣市の尖閣諸島の魚釣島に上陸」「 韓国の李明博大統領の発言、竹島問題」が起きました。
「幕府外国船打ち払い令」と状況は似ています。 「シーボルト事件」も今後ありえそうですね。この事件も真相はわかりませんが、一般的な解釈とすると
「日本の重要な機密を、外国に持ち出す、受け渡す」ことが起こり得るのでしょう。それも日本人が手助けすることによってなされるかもしれないのですね。
自分の私利私欲なのか、はたまたお人よしの行為なのかはわかりませんが、心配ですね。


気になる次代は・・2024〜2043
中国  ロシア  欧州
8 4 6
日本  北極 英国
7 9 2
太平洋 アメリカ カナダ
3 5 1

日本は安定の7です!現在の中国と同じに数が巡ってきます。
中国を追いかけているような数の順番になります。
少しは上向きになるのではないかと期待したいですね。

その他の国について・・
中国では
1964〜1983年 5数で文化革命がありました。 
1984〜2003年 6数になり、活動期
2004〜2023年 7数、改めて書く必要もない現在の様子です。

現在の世界の数
欧州は5数で、ギリシャやスペインなど難題は続きそうですね。次の6の活動期まで大丈夫でしょうか・・
アメリカは4で調和となっています。求人数は4年ぶりに上回ったそうですが、伸びよりも横ばいという意味ですかね。
ロシアは3で新規で成長時期です。1991年ごろソ連崩壊時は2数の渋滞でした。2000年からのプーチン政権で上向きに違いないでしょう。
太平洋は2 オーストラリア、ニュージーランドなど幅広くどこまで見るのかしら・・・
英国の1貧乏ってのも、今五輪の真っ最中ですが、この五輪では見捨てられたようなスラム街をなんとかしとうと活動しているという話もニュースで やっていました。
「過去60年間で恐らく最悪の下降局面に直面している」「2012年2月時点で失業率は8%を超えるまでに悪化した状態にある。」 wiki調べ。
カナダは9 どうなんでしょう。一番書きようがなくて、すみません。私の世界の知識なんてこんなものです。
それにしてもアフリカはどこになるのか気になるなあ〜、あの大陸広いし国多いしな。そして大変そうな国のイメージばかり・・

もっと歴史や国の背景に詳しいほうが、この三元思想などの確かめられる気もするけど
後から「この混乱の時期は、こういう事件が起きた」とこじつけてる気もします。
占いに頼らずとも、頭の良い、歴史、経済などを熟知してる人なら
今の中国の発展、欧州の問題なども読めたかもしれませんね。

とにかく、日本は10年もすれば活動期を経て、安定の7数の時代に入ります。
どちらにしても下元の時代は変わらないので、それほど期待してはいけませんが
くどいようですが、夜明けは少しずつ明るくなっていくものです。
きっと少しずつよくなるのだと思いたいです。
でも良くなるためには、一人一人が精神的に安定していく努力が必要なのだと思います。
自分さえよければという自己中心的な心を押さえ、精神的に成熟していきたいですね。

2012年8月12日