良い種を蒔く

美功

 

「イメージトレーニング」という言葉を知っていますか。

本来はスポーツなどのトレーニングに使われていることが主だと思いますが、私は夢を現実に近づける方法だと思っています。

では「言霊」という言葉は知っていますか、これは「言葉には霊が宿っているので、言葉にしたことは実現する」という昔からある言葉です。

「思わぬことは叶わない」どこで使われているのかは知りませんが、これは言葉の意味そのまま「願わぬことは叶わない」でも同じだと思います。

いずれにしても何も無いところからは何も発生しないということですね。

 

うっかり言葉に出してしまったことが本当に起きたことや、ささやかなことでも願い続けたことが実現したことなどはどなたにも覚えがあるのではないでしょうか。

私はその恩恵と災いの両方を味わったことがあります。

災いは、「口は災いの元」といえばわかりやすいですね。「身から出た錆」という場合もあります。「自業自得」「因果応報」これらは反省や自重をこめた言葉ですね。

 

それでは「蒔いた種は自分で刈り取る」という言葉はどうでしょう。 これはそれまでの反省や自重でありますが、

では「良い種を蒔いたら良い収穫ができる」ということにもなるのではないでしょうか。

ネガティブな意味での口は災いの元、身から出た錆、「自分で蒔いた種」という言葉は誰しも日常で耳にし、

噛み締めたことはあると思うのですが、その逆のポジティブな意味を考えたことがありますか。

「ポジティブシンキング」「プラス思考」「よかった探し」などがそれらに含まれると思いますが、

良いイメージだけで具体的な行動がなされていなければ、種を蒔いたことにはならないのでしょうか。

悪い種を蒔かないように気をつけると同時に、良い種を蒔く方法も考えてみてはどうでしょうか。

それの1つにイメージトレーニングが役立つかもしれないと私は考えています。

 

2012年3月29日17:30