「アーユルヴェーダ」の衝撃

美功

毒を出す食 ためる食 食べてカラダをキレイにする40の法則
蓮村誠著 PHP研究所 (2008/12/20)
【送料無料】毒を出す...

【送料無料】毒を出す...
価格:500円(税込、送料別)

 

 

 

本屋でなんとなく目に入った本。
「毒を出す食 ためる食」だから、デトックス的なものかな〜と思ったけど、パラとめくったらカバー裏に衝撃的なQ&Aが・・
衝撃1ヨーグルトがおなかに良いというのは本当?→うそです

「マジで?だって先日「爆笑学問」でヨーグルトが免疫アップって言ってたやん!!!」
と焦りつつ、中をめくると、次々今までの常識とは反対の事が書かれているではありまえんか。

衝撃2 ゴマ油はからだによいって本当?→うそです。
衝撃3 納豆や山芋などネバネバ食品は、体によいって本当?→うそです。
衝撃4 はちみつは40度以上の熱を加えると毒になる!!
衝撃5 きのこはヘルシー食品て本当?→うそです。
衝撃6 魚は肉よりヘルシーて本当?→うそです。

とこんな風に衝撃のQ&Aが続きます。


「アーユルヴェーダだからインドからきたもので、日本の風土に合わないのでは?」という問いにもきちんと答えています。
インドのものをそのまま移植しているのではなく、あくまで「からだの質」と「食の質」をあわせてどうか、
という事で考えてるので、昔からある日本の「医食同源、地産地消」という考えと共通しています。
基本的に、日本人は炊きたてのご飯、その時その地でとれた旬の野菜を推奨しています。

ヨーグルトがダメなのもそういう理屈で、食が定着するのはせいぜい親子三代になってからで、
しかもブルガリアのヨーグルトは自分宅で仕込み、出来立ての冷たくないものを食しているのと違い、
日本のは工場生産で、冷蔵庫で冷やしたものを食べている。
この差は大きいそうです。(私はヨーグルトは常温に戻してから食べてましたけど)
冷えが身体によくないのはわかりきってることなのですよね。
この本で薦められている食と生活を実践したら、それはとっても体にいいのだと思いますが、完璧に実践は無理ですが・・

TVやマスコミのいうがままに「身体に良い食べ物」に走るというなら、この本を鵜呑みにするのは同じ事。
あくまで納得できることや試してみるスタンス。自分の体質に合う食物、食べ方を探すことが大事。

私はピッタという体質なので、ごまダメだった〜!ゴマ油でなくてもゴマがダメでした(笑)
あと昔から玉ねぎや葱が苦手だったけど、それは身体が受付ないからなのだと理解できました。生は特にダメ。身体はいらん!て訴えていたのね。
これから安心して、生の玉ねぎや葱は食べません。 それとすっぱい物系もダメ。
ドレッシングのすっぱいのとかも苦手だったのだけど、やっぱり身体が拒否していたのか〜と納得。

以前友人が食事療法で体調を直していたとき、いろいろ制限があって大変そうだったけど、
この本に書かれているように、「食物は生き物の命を支える。宇宙の全てのいきものは食物を必要とする。
顔のつや明快さ、声の良さ、寿命、創造性、幸福感、満足感、滋養、体力、理知はすべて食物に依存している。
この世における達成を求める行動も、展開における生活をえるための行動も、啓発を得る為の行動も、すべて食物に依存している」

自分の心と身体を作っているのは、食べ物だから、乱れたバランスを元に戻そうとしたら、食事制限があっても不思議ではないですね。

身体に入ったもので、すごく影響を与えるものとそうでないものがありますが、とりあえずわかりにくくても入ってるんですから、なんらかの影響はあるに違いないですね。

この本に書かれている「からだの質」はそのまま性格や態度に現れています。
「性質が乱れている」のを食事や健康管理から安定させるようにしようというアプローチです。

それは四柱推命や開運方法と似ているところがあるなと思いました。
2へ続く。

 

2012年02月07日